それでも、強く生きる。ADHDの高校13年生

ADHDやその他いろんな症状を持つ自分が強く生きていくためと記録のためのブログ

小さなことでも言葉で伝える。vol.1

米粒です!


早いもので今年も2週間を切りましたね❄️


みなさんは2019年はどんな年でしたか?


俺は今年は散々でした😓


でもタイトルのように

「それでも、強く生きる。」

を掲げて毎日頑張っています。


今回こそ自律神経失調症のシリーズを書いていこうと思ったんですが


Twitterやオフ会でフォロワーさんと話したことを機にこれを記事にしようと思ったことを先に書きたいと思います。


自律神経失調症シリーズもなるべく早く書きますので

しばしお待ちを🙏


ではいこう!


今回のテーマはズバリ、

「言わないと伝わらない。」

当たり前じゃんって思うかもしれんけど

「言う」ってことはかなり大事なことだと再認識しているんよ。


なんでこの記事を書こうと思ったかっていうと


発達障がいを持っている人は

「伝えるのが苦手」だったり

「報告、連絡、相談(ホウレンソウ)」

がなかなかできずに悩んでいる人が多いというのをTwitterで見たことと


自分自身もよく思い当たるエピソードが思い出したら山ほどあったから。


自分の伝え方が悪かったりすることもあるし

相手の伝え方が悪くてうまく伝わらないということもどちらもある。


そして障がいのあるなしに関わらず、

ホウレンソウは社会人だと必須だし

普通の人でも超能力者やない限り

言われないとわからないことってたくさんある。


んじゃ、いくつかあるけど

思い出したことを順番に話していきたいから

よろしくね。


1.ゴルフボール


これは俺が中学2年のとき。

休日に家族でプロゴルファーの大会を観に行ったんよ。

んで18ホール終わったら

選手たちが観客に記念としてゴルフボールを手渡ししよったわけ。


んで当時有名やった選手がホールアウトして自分たちの観客席の横を通ってきたんよ。

観客めっちゃおるから俺はもらえんやろなーとか思いながら

「ボールください」

と言って手を伸ばしてみたら

偶然にもその選手と目が合ってボールを俺にくれたんよ。


俺びっくりしてさ

それと中2で照れくささもあってか

ぺこっと軽く頭を下げただけだった。


母さんから

「ボールもらったんね?!

ちゃんとお礼言った?」

と聞かれ

「頭下げたよ」

と返した。


すると

「頭下げただけやと分からんやない!

ありがとうございますって言わな!」

と怒られた。


たしかに大勢の人がいるなか、

軽く頭を下げただけなら選手には見えていないかもしれない。

「ありがとうございます」

の一言でも言えれば、お互いに気持ちよかったかもしれないと後々後悔した。


言っても聞こえていなかった可能性もあるし、選手は何も思っていないかもしれない。


でも伝えることが大事だった。


2.学生時代の恋愛


俺は恋愛の駆け引きもびっくりするくらい下手だった。

下手というか、鈍感。

どんだけ相手がアクションしてきても

好きって言ってくれないといつまで経っても気づかないんです‥


例えばこれは中3のとき、

同じクラスで、席も隣の女子、Sちゃん。(仮名)

Sは小学校からの同級生で口喧嘩してた時期もあったし

同じクラスになっても恋愛という感じは全くなかった。


それがたまたま、中3の2学期に目指していた志望校が一緒だったことがあり、

よく一緒に勉強していた。

おそらくそのときくらいにSは好意があったんだと思う。


しかし中3の2月、

俺はSと目指していた志望校を諦め、

確実に受かる高校に進路を変えた。

Sに何も言わずに。


そして卒業式の1週間前くらいに

中学の卒アルが配布されて

みんなに最後のページに寄せ書きをもらった。


んでSにも

「お!Sやん、ちょっと寄せ書き書いてー」

くらいのノリで接していたと思う。


家に帰ってみんなからの寄せ書きを見ると

Sからは

「一緒に○○高校いこうって言ってたのになんで諦めるとよ、バカ!」

って書かれていた。


そして中学を卒業し、それぞれ別の高校の1年になったんやけど

高1の文化祭のときにSが俺の学校に来てくれていた。

俺の高校はSの高校よりもめっちゃ離れてるにも関わらずチャリで来たらしい。


Sちゃんはここまでしてくれたにも関わらず、

俺は好意に全く気づかなかった。


俺がそれに気づいたのは

半年以上あとの高1の2月だった。

中学時代のツレと遊んでいたときに懐かしくなってみんなで卒アルを見ていたときに寄せ書きを見てツレが

「は?!絶対Sって米粒のこと好きやったやろ!」

って叫んだ。


「あー、文化祭にもチャリで来てくれてたよ」

と話した瞬間、

ツレから

「ここまでされて気付かないって逆にすげーわ」

と言われた。

ほかのツレにも聞いてみたが、ほぼほぼ間違いはないだろうと言われた。


Sちゃんは全く気づかなかった俺に愛想を尽かし?自分の高校で彼氏を作り連絡をしなくなったので真相は闇だけど


正直に言うと寄せ書きも

「なんかすげーこと書いてるな」

くらいにしか思わなかったし


文化祭に来てくれたときも

「遠いのに頑張ったね」

としか思っていなかった。


仮に好かれていたとしたらすごい申し訳ないことをした。


・高2のとき

だが、俺はとことん鈍感だった。

高1の終わり頃にツレにあれだけ言われたにも関わらず、「好き」とストレートに言ってくれない限り俺はわからない人だった。


俺は高2になり、部活も辞めていたので男友達と夏休みを満喫していた。

当時はモバゲーというSNSが大流行していて

俺は隣の高校に通うA子と友達になり、ミニメールでずっとやりとりをしていた。


そしてお互いの顔もまだ知らないけど

夏休みで暇ということで遊ぼうということに。


予定を合わせて近所のTSUTAYAで待ち合わせした。

お互いの顔がわからないので

自分の特徴を伝えた。

「カラーワックスで明るい茶色にしているツンツンの髪、黒の迷彩ズボン、CDコーナーにいる」


数分後、同い年くらいの女の子2人が来て

「モバゲーの○○くんだよね?」

となり合流。A子は1人じゃ不安で同じ高校のH美という女の子を連れてきていた。


そのあとは近くの河川敷でお互いの学校のことや音楽の話で盛り上がり、

俺のチャリの後ろにA子を乗せて隣町のサーティワンまで出かけた。


道中、A子は

「米粒くんって彼女いないの〜?」

「私彼氏募集しているんだー」

みたいなことを何回も口にしていた。


でも、鈍感な俺は全く気づかず

「彼女いないよー」

「募集中なんやね!」

とめっちゃ流してしまっていたw


アイスを食べたあと微妙な空気になり、A子は先に家に帰ると言った。

A子のマンションまで3人で行き、


「なら私、途中まで米粒くんと同じ方向だから一緒に帰るわ」

とH美は話していた。


H美と帰っている最中、

機嫌が悪そうだというのだけなんとなくわかった。

チャリを漕ぐペースも早く、ガチャガチャ音を立てている。


15分くらい経った頃、ナフコの駐輪場でH美は急にチャリを止め、少し睨むような表情で見てきた。


俺は痺れを切らし

「なんなんだよ一体?」

と聞いた。


H美は小さな声で

「あ、ウチの家この近くだから

とりあえずここでいいけんちょっと話そ」

と言った。


そして

「あんた、どんだけ鈍感なん?A子の気持ち全く気づかなかったの?!」

と問い詰められた。


ポカーンとする俺。


H美は続けて、

「A子がモバゲーで米粒くんとやりとりしてて、会ってみたいって言ってたの。

それとA子はちょっと前に付き合ってた彼氏にフラれて落ち込んでたから、ほんとに新しい彼氏が欲しかったんだよ。今日のデート次第だけど米粒くんと付き合ってみたいとも言ってた」

とネタばらしをされた。


「もういい頃かな」

とH美はケータイを取り出して


「あんたちょっと静かにしてて!

これから米粒くんと解散したってことにして

A子の本音を聞くから」

と慣れた手つきで操作をしてA子のケータイを鳴らした。


電話中、H美に手招きされて

受話器からのA子の声を聞かされた。


その内容は

「私がストレートに言わなかったのも悪いけど、米粒くん気づいてくれない。

前の彼と別れて寂しかったけど

モバでずっと米粒くんとやりとりしてて、

けっこう好きだったから

米粒くんから告白してくれたら多分オッケーしてたと思う。

だけどもう脈なさそう。」


というようなものだった。


最後にH美から、

「気づかなかったのはもう仕方ないけど

A子のことを考えてあげて欲しかった」

と言われた。


それが真実なのか、無茶な要求なのかは

今はもう知る由もない。


女の子は告白を受け身の人が多いけど

当時の自分は今以上に輪をかけて空気が読めず気持ちがわからない子供だった。


ツレにもこの話をして以来、

「フラグブレイカーやな」

と言われるようになった。


「察して」

というのはものすごく難しい。

けれども、俺がもっと空気が読めたり

「相手の言葉の裏などを考えられる人だったらどうだっただろう?」


とか

「なんでストレートにしか捉えられないんだろう」

と本気で悩むこともある。


長くなったので一旦分けます。

次の記事では続きで

仕事での認識違いのことなどを‥

けっこう似たようなことのあるある!

があるかもしれないので


このめっちゃまとまりのない文章でも

また読んでくれたら嬉しいです😁


なら、この記事はここで一旦終わり!